会社概要

会社名 株式会社 下関漁業
設立年月日 2008年6月6日
代表者 大山 雅紀
資本金 95百万円
売上高 総売上 956百万円 (水揚売上 907百万円)2023年3月期決算
出資者 大洋エーアンドエフ株式会社、下関中央市場株式会社
社員総数 陸上3名、海上23名、インドネシア人特定技能6名・技能実習生12名(2024年3月現在)
所在地 〒750-0067 山口県下関市大和町1-16-1
連絡先 e-mail:yamaguchimaru@mirror.ocn.ne.jp
電話:(083)268-0606
FAX:(083)268-0607
沿革
2007年 漁船の老朽化、魚価の低迷、燃料価格高騰、乗組員の高齢化、後継者不足などで経営環境が悪化している沖合底びき網漁業を立て直すため、地元漁業者、山口県、下関市が中心となった漁業者の新規加入対策を検討する下関地域プロジェクト協議会により、新会社設立の準備が進められる。
2008年6月6日 下関地域プロジェクト協議会の公募参画の要請を受けたマルハニチロ株式会社の100%子会社の漁業会社である大洋エーアンドエフ株式会社、山口県以東底曳網漁業協同組合(以東底曳組合)と下関中央魚市場株式会社の3者が出資して新漁業会社、株式会社下関漁業を設立し、省人、省エネ型の沖合底引き網漁船の第一、第二やまぐち丸2隻(1ヶ統)で、8月16日開始の新漁期より以東底曳網漁業に加わり、操業開始する。
2011年5月 国の補助制度”もうかる漁業プロジェクト”の枠組みでの改革型新船建造計画申請が承認される。
2012年3月 新船第三、第五やまぐち丸2隻(1ヶ統)竣工する。
2012年4月 第三、第五やまぐち丸が以東底曳組合に用船(期間3年間)され、操業開始する。
2015年4月 3年間の用船が終了、第三、第五やまぐち丸は下関漁業の自社操業船として操業開始し、第一、第二やまぐち丸と合わせ、2ヶ統での操業体制が始まる。

事業概要

事業内容

農林水産大臣許可沖合底びき網漁業(以東底びき網漁業)、農林水産大臣許可以西底びき網漁業、漁獲物の販売および冷凍冷蔵保管、水産物の加工販売、その他

所有漁船

船名 第一、第二やまぐち丸 第三、第五やまぐち丸
竣工年月日 2001年2月26日 日本造船鉄工株式会社建造 2012年3月24日 株式会社渡辺造船所建造
総トン数 60トン 69トン(90トン)
L × B × D(m) 23.05 × 5.9 × 2.45(m) 25.00 × 6.30 × 2.65(m)
主機出力 1000ps × 1000rpm 新潟鐵工所 1000ps × 1000rpm 新潟鐵工所
補機出力 100ps × 1800rpm ヤンマー 122ps × 1200rpm ヤンマー
定員 各船10名 各船10名
新漁期出漁日の第一、第二やまぐち丸
新漁期出漁日の第一、第二やまぐち丸
新漁期出漁日の第三、第五やまぐち丸
新漁期出漁日の第三、第五やまぐち丸
漁場での揚網風景(第三やまぐち丸)
漁場での揚網風景(第三やまぐち丸)
船内に引揚げられた漁獲物
(第五やまぐち丸)

漁期

8月16日~翌年5月30日(海区によっては5月15日まで)

乗組員配乗

1隻あたり日本人5~6名、インドネシア人特定技能・技能実習生4~5名の計10名の乗船が基本。

操業形態

5日~7日航海、氷蔵鮮魚(一部活魚あり)、スチロール箱入り、年間約42航海。

主要魚種

タイ類(レンコ、マダイ、甘ダイ、マトウダイ等)、赤ムツ、アンコウ、カレイ類(ソウハチ、ササカレイ、水カレイ等)、イカ類(スルメ、赤イカ等)、ヒラメ、アナゴ、エソ等。

操業区域

以東底曳網(2艘曳)漁業漁場図

沖合底びき網漁業対象海域

漁法2艘曳漁業イメージ図

2艘曳漁業イメージ図

漁獲量と売上高推移(年度)


下関漁港での水揚風景(下関中央魚市場)

漁獲量(トン) 水揚高(百万)  
2008年 510 280 8月より参入(操業)開始
2009年 644 278 1ヶ統操業
2010年 686 319 1ヶ統操業
2011年 726 321 1ヶ統操業
2012年 1,456 623 4月より2ヶ統目開始
2013年 1,575 694 2ヶ統操業
2014年 1,769 789 2ヶ統操業
2015年 1,672 779 2ヶ統操業
2016年 1,607 727 2ヶ統操業
2017年 1,405 766 2ヶ統操業
2018年 1,492 727 2ヶ統操業
2019年 1,657 759 2ヶ統操業
2020年 1,643 756 2ヶ統操業
2021年 1,593 826 2ヶ統操業
2022年 1,589 907 2ヶ統操業